信用情報機関とは
カード会員の購買データや消費者ローンの借り入れ、返済状況の情報を蓄積し、管理している機関です。「全国銀行個人信用情報センター」「CIC」 「全国信用情報センター連合会」 「CCB」などがあります。各カード会社は申し込みを受けた際にこのような起案に問い合わせを行い、過去の支払実績や他のカードの利用状況などをチェックし、信用を供与できるかどうかを判断します。申込書を見ただけでは信用に値するか、貸付をして大丈夫かといったことを性格には判断できないからです。管理されている情報の中には、支払実績などのほかに、カードの限度額、氏名、住所、電話番号といった情報も含まれています。また、カード会社には、申し込みがあった際にこのような機関に問い合わせる義務も課せられているのです。
この信用情報機関は銀行、信販、クレジット、消費者金融、外資などといった系列ごとに分かれており、いくつかの機関が存在している。情報にも種類があり、ホワイト情報とブラック情報がある。ホワイト情報とは、購買、残高、などの有料な情報を指し、ブラックのほうは、延滞などの事故情報のことを指す。よく耳にするブラックリストとはこの情報を一覧化したもので、延滞を繰り返し行う債務者の情報です。それぞれの機関はブラック情報に関してはやり取りをしていますが、ホワイトに関しては原則的に行っていません。
全銀協
全国銀行協会が運営している機関です。会員は、一般会員(正会員の銀行)と、特別会員(正会員以外の銀行、協同組織金融機関、政府関係金融機関、信用保証協会)の二種類です。管理している情報はおよそ8000万件です。創立は1988年10月で、会員数は1500社を超えます。照会方法は、オンラインシステムによるもの、磁気テープ持ち出しによるもの、文書によるものがあります。データの保存期間は、実行情報は契約期間中及び契約終了から5年間で、事故情報は発生から5年間、不渡り一回目は発生から6ヶ月、取引停止処分の場合は処分が行われた日から5年間となっています。照会記録は照会日から1年間、本人申告は5年間です。
CIC
経済産業省所管の、社団法人日本クレジット産業協会と、社団法人全国信販協会が母体となっている信用情報機関です。各クレジットカード発行会社と、信用保証会社、自動車や機械のリース・ローン会社、そして小売店など、加えて大型の消費者金融会社が加盟しています。保有している情報はおよそ4億件。規定により契約中の会員は月に一度情報を更新する義務があり、ここから得られる情報の信頼度は高いようです。さらに、このCICでは申込情報、照会情報、異動情報以外の、与信対象者に関する平時の信用情報については、他者が照会する際は該当する会社の名前が分からないようにもなっています。流通、信販、クレジットカード業のために設立されたので、銀行関係の金融機関は加盟できません。
全国信用情報センター連合会(全情連)
消費者金融専業会社と、商工ローンの会社が出資して設立された全国に33箇所にある信用情報機関を統括しているものです。そのため情報が登録されているのはこの連合会ではなく、各地に存在している信用情報機関で、この機関をネットワークで結び、情報を共有する形で成り立っています。他の信用情報機関との大きな違いは、それぞれの利用状況に関する情報が随時更新、反映されるということです。同日中に何件も融資の申請をしたり、自転車操業のような兆候があったりしないかといった情報がほぼリアルタイムで分かるため非常に精度の高い情報が得られます。また、全常連の端末は加盟している会社の店頭に設置されているため、加盟会社の人間が指摘に端末を使って情報を引き出したり出来ることから、情報の流出や、売却などのモラル面での問題がある。
CCB
既存の信用情報機関に登録することの出来なかった外資系の消費者金融専業会社などが設立した信用情報機関。1983年に株式会社セントラル・コミュニケーション・ビューローとして稼働。それから後に、信販系、金融機関、消費者金融、リース・ローン会社が加盟、出資することにより、会員となって情報を利用できる機関です。2億件を超える情報を保有しており、系列の異なる企業からの情報も得ることができます。しかし、情報の更新に関しては会員会社の任意となっているため、他の信用情報機関と比較して詳細さの点では問題もあるといえます。現在加盟している会社は、信販系、銀行系、流通系、信用保証会社、消費者金融など33社になります。契約情報は契約期間中のみ保持され、完済情報は完済後5年間、異動情報は契約終了後5年間、照会情報は照会日から半年間となっています。
